ゆず紅茶の日

英語学習の記録。サボりながらも頑張る。

英語の母音について

 英語の発音の勉強を始めてから三週間経った。発音の練習を一週間ほど休んでいたが、ひさびさに発音してみて、気づきがあったのでメモしておく。練習や訓練ではなく勉強で、基本頭でっかちなので、まだうまく喋れないものの、英語の母音について理屈で考えてみた。発音の仕方や音などについていろいろな本を読んでみたが、要領を得ない感じがあるので、これらの母音を一つの仕方で捉える方法を考えてみた。

 横軸が口の横方向への開き、縦軸が縦方向への開き、青が母音、水色が半母音、赤が短母音、緑が長母音への至り方を意味している。英語には撥音(ッ)も調音(ー)も存在せず、母音は基本的に、変化し続ける。長母音が長くなるのは、最終到達点へ達するまでの過程を経るからであり、短母音が短くなる(あるいは短くあるべきである)のは、その過程の中途に生まれる音だからである。また、半母音はschuwaからの過程を逆行する。また、rとlは口の奥行の差によって生まれる音なので、この表に示すことはできない。このような移行があるため、各子音やほかの母音との関係によって、同じ音でも響きが変わってくる。なお、rとlは別の軸の用意が必要であり、この図の二軸ではきちんと示すことができない。

 ここで重要なのは、短母音ゾーンの音は、すべてschuwa(uh)を基礎とする音だということだ。ʊはOとUに寄ったschwaであり、ɪはiに寄ったschwa(意識的にeに寄せる必要はない)、ɛはeに寄ったschwa。ʌに至っては、ストレスの乗ったəの音、そのものなのであり、ɑに寄せたりしてはいけないのである。これらの音は、あくまでschwaの変形であるということを意識して、ほんの少しだけ別の母音へ変化させるという意識を持つと、うまく発音することができる。